クトゥルフ神話TRPGでは、ダイスの目によって状況が変化します。今回は、クトゥルフ神話TRPGで使用するダイスについて解説します。
ダイスの種類
クトゥルフ神話TRPGで使用するダイスの種類は、7種類です。
- 4面ダイス(D4)
- 6面ダイス(D6)
- 8面ダイス(D8)
- 10面ダイス(D10)
- 12面ダイス(D12)
- 20面ダイス(D20)
- 100面ダイス(D100)
また、6面ダイスを疑似的に3面ダイス(D3)として利用します。
ダイスロールについて
ダイスロールの表現
クトゥルフ神話TRPGでは、以下のようにダイスロールを指定します。
2D6
今回の例のように「2D6」と表記されている場合、「ニディーロク」と読み、「6面ダイス(D6)を2回振った合計値」という意味になります。前についている数字がダイスを振る回数、Dと数字でどのダイスを振るかが書かれていると覚えれば良いです。
「1D3」の場合は、「3面ダイス(D3)を1回振る」という意味になりますが、3面ダイスなど存在しないので、6面ダイスを代わりに振ります。6面ダイスを振って出た目を2で割って、余りを切り上げることによって3面ダイスとして扱います。(1,2→1、3,4→2、5,6→3)
「1D100」の場合は、「100面ダイス(D100)を1回振る」という意味になりますが、100面のダイスも存在しないので、10面ダイスと、10面ダイスに十の位が記載されたダイスを振って、10の位と1の位を合わせ、疑似的に100面を表現します。
1D6と2D3の違い
「1D6」と「2D3」では、最大値がどちらも6になるので同じように感じますが、実は違いがあります。最大値は同じですが、最低値が異なるのです。
1D6は6面ダイスを1回振るだけなので、最小値は1になります。しかし、2D3は3面ダイスを2回振った合計値になるので、最小値が1+1、つまり2になります。
ダイスを振る数が増えれば増えるほど、最低値が上がるという事ですね。
ダイスロールのタイミング
クトゥルフ神話TRPGでは、ダイスを振るタイミングは山のようにあります。
まずは、キャラクターを作る時、ステータスを決めるのにダイスを振ります。ゲームの中では、何か判定をする際にダイスを振りますし、技能を使うときにもダイスを振ります。
ダイスの出目によってシナリオの展開が変わっていくところも、クトゥルフ神話TRPGの面白さの一面だと思います。
まとめ
クトゥルフ神話TRPGで扱うダイスについて、確認できたでしょうか?
キーパーから「ダイスを振ってください。」と言われたときに、スムーズにダイスを振れるようにダイスの表現を覚えておきましょう!